軽自動車やミニバンなど人気のある車両を売却する場合、中古車店に相談しても問題ありません。中古車店では適切なマニュアルを用意しており、素人のパートやアルバイトでも査定が可能です。軽自動車など人気のある車両は市場の相場や査定のポイントなどが分かりやすいという特徴があります。仕入れてすぐに売ることができるため、高価買取しても中古車店が損をすることは基本的にありません。

一方でトラックには様々な種類があり市場のニーズもそれほど多くなく、相場や査定のポイントが分かりにくいという問題が存在します。平ボディやバンボディは建設会社や運送会社など様々な場所で広く使われています。それ以外にもトラックにはタンクローリーやトレーラー、冷凍・冷蔵車やミキサー車など様々な種類があります。魚介類など食品を遠方まで運ぶために使われる冷凍・冷蔵車と、下水を汲み上げて処理場まで運ぶバキュームカーを同じように扱うことはできません。

同じようにトラックに分類される車両でも用途や形状、性能や市場のニーズなどが異なります。統一された基準のないトラックはマニュアルを作るのが難しく、中古車店では適切に扱うことができません。買取を専門的に行っているプロならば、車両の特徴や市場のニーズなどを熟知しています。部品レベルで適切に査定してくれるので、売却を望む場合は買取専門の会社に相談するのが正しい選択です。

経年劣化した車両でも高価な社外品の部品が付いていれば高価買取を期待できます。外装や内装が劣化していても高値で売却できる可能性があるので、諦めずに相談してみるとよいでしょう。